・メジャーな損益計算ツールはGtaxとクリプタクトがあるよ~
・海外取引所利用者や取引数が多い人にはクリプタクトがおすすめ!
・国内取引所利用者や取引件数が少ない人にはGtaxがおすすめだよ~
・ちなみに、クリプタクトはAPI連携機能が充実しているよ!
仮想通貨の損益計算ツールとは?
確定申告時の仮想通貨の収支・利益計算がかんたんにできるオンラインツールです。
多くの取引所では、取引履歴をExcelやCSV形式でダウンロードできるようになっています。
そのダウンロードデータを損益計算ツールにアップロードし、その年の収支・損益を集計するというものです。
よく使われているツールは、Gtaxとクリプタクトの2種類があります。
Gtaxとクリプタクトの機能・料金比較
主な機能や料金を比較すると以下の通りになります。
■機能比較
Gtax | クリプタクト | |
取引所数 | 52取引所 | 58取引所 |
対応通貨数 | 非公表 | 8600通貨 |
取引履歴 の取込 |
Excel、CSVデータの アップロード |
Excel、CSVデータの アップロード |
API連携 | なし | あり(19取引所) ※2022年10月現在 |
■料金比較
Gtax
プラン名 | フリー | ミニマム | ライト | ベーシック | プレミアム |
基本料金/年 | 無料 | 8,250円 | 16,500円 | 33,000円 | 55,000円 |
取引件数/年 | 〜100件 | 〜300件 | 〜1,000件 | 〜30,000件 | 〜500,000件 |
クリプタクト
プラン名 | 無料 | お試し | ライト | スタンダード | アドバンス | プレミアム | 億り人 |
基本料金/年 | 0円 | 8,800円 | 19,800円 | 33,000円 | 55,000円 | 110,000円 | 220,000円 |
取引件数/年 | ~50件 | ~500件 | ~5,000件 | ~50,000件 | ~100万件 | ~500万件 | 500万件超 |
それぞれのツールが向いている人は?
上記の機能や料金比較から、それぞれのツールが向いている人の特徴をまとめました。
・Gtax:取引件数が300件以下の人、国内取引所をメインで使っている人
・クリプタクト:取引件数が多い人、海外取引所を使っている人、API連携機能を使いたい人
私はどちらも使ったことがありますが、現在はクリプタクトを利用しています。
最も便利だと思う機能はAPI連携
2021年の私の取引件数は1万件を超えました。
複数の取引所からその件数分のCSVを生成して、更新分をアップロードするのは手間がかかります。
APIで取引所内の情報を連携しておけば、更新ボタンを押すだけで更新分を自動取得してくれます。
劇的に手間が省けるので、この機能は本当に便利だと思います。
Binance利用者にはクリプタクトがおすすめ
クリプタクトにはBinanceのAPI連携機能があります。
上記で書いた通り、かなり便利な機能です。
とくにステーキングの利用やローンチプールの参加をしていれば、その情報も更新ボタン1つで連携してくれます。
確定申告前は何かとバタバタするので、効率化の意味でもクリプタクトがおすすめかなと思います。