・含み損が出ても、現物取引であれば狼狽売りしない方がいいよ!
・数年間の投資経験では、数ヶ月~1年以内で大半のコインの価格が戻っているよ~
含み損を出しがちな行為
私が含み損を出す時、最もやらかしていたのが「落ちてくるナイフをつかむ」という行為でした。
暴落時、チャートやRSIなどを確認せず、下落状況が分からないまま買いを入れて含み損を出していました。
もちろん予測しえない暴落もありますが、大暴落時にこんな買い方をしたら大惨事になりますね。
しかしながら、価値は常に変動しています。
多少の含み損が出ることは日常茶飯事なので、その点はまったく気にしていません。
そういう意味でも、下記のようなルール設定をして理性的な取引をすることが重要なのだと思っています。
現物取引の場合、狼狽売りをしてはいけない
しかし稀に予想外の大暴落が起きて、それなりの含み損を抱えることもあります。
もし現物取引を行っている場合、そんな時でも狼狽売りはしないことを強くおすすめします。
狼狽売りとは、保有銘柄や相場全体の急落時、パニック状態で慌てて売り注文を出すことです。
相場に対する警戒感が強まっている時に起こりやすい投資行動と言われています。
過去にやらかした狼狽売りとその結果
2020年当時、私が保有しているコインの大半がリップル(XRP)でした。
当時数百万円分のリップルを保有していたので、プチ・リップラー(XRP推し)だったと思います。
2020年11月前半くらいは当時80円近くの価格を付けていました。
しかし、米証券取引委員会(SEC)からの訴訟問題で大きく値を下げて翌月には20円を切るところまで落ちました。
さすがにこれは終わったと思い、28円のところで狼狽売りをしてしまいました。
しかし、その後の訴訟の進展とビットコインの高騰によって、2021年4月には一時期210円以上の価格となりました。
仮想通貨はもともとボラティリティ(価格変動)が大きいです。
これにプラス・マイナスの要素となるニュースが入ると、すぐに爆上げ・爆下げが非常に起こりやすくなります。
こういった特徴を知っておかないと、含み損に対する不安が大きくなり、パニックになってしまうのだと痛感をしました。
現物取引で含み損が出たら、とりあえず放置
含み損を出すと、損失をなるべく小さくしたいという気持ちから早く売ってしまいたくなります。
しかしここはぐっとこらえて、次の上がるタイミングまで放置することおすすめします。
こらえるのってけっこうきついですよね…精神修行かよ!と思う時もあります(笑)
しかし、こうした方がベターな理由を2021年の例でお伝えします。
落ちてくるナイフをつかみ、放置したその結果
2020年の後半から2021年4月までビットコインは大きく価格を上げて、仮想通貨市場全体が過熱していました。
しかし2021年5月後半から暴落が発生、市場全体がその波に巻き込まれました。
当時、RSIなどのチェックを行わず、何となく下落したからという理由でさまざまなコインを購入。
その結果、ナイフをつかむということになってしまいました。
前回のリップルの件もあったので、今回は様子見でとにかく放置することを決めました。
そのうちに、2021年10月からビットコインが急回復。
購入したコインの価格も上がって含み損が解消され、プラスで売ることができました。
ちなみに5月に買ったコインは26種類、2022年3月時点で23種類売却済みです。
少し気長にトレンド転換を待つというのも、仮想通貨取引のコツの一つなんだと感じています。